2024年10月

伸和ホールディングス

アル

(最終評価日:2024年10月8日)

2024年9月札幌証券取引所アンビシャス IPO

会社URL:https://shinwa-holdings.co.jp/

とりあえず総評

成長力 E : 現段階では具体的な成長戦略がない

納得点数懸念点数成長可能性
総合評価
+1点▲2点▲1点 
(ランクE)
※足元株価は考慮せず、総合評価はA~Eだよ!
  • 伸和ホールディングスは、北海道で「炭火居酒屋 炎」「美唄焼鳥・惣菜 炎」など93店舗を運営する企業だよ。
  • 2023 年1月に東証TOKYO PRO Market に株式を上場している。そこから短期間で札幌証券取引所アンビシャスに市場変更したんだけど、これはステップアップになるね。

サピくん
サピくん
  • 地域から期待されている企業だと思う。
  • 具体的な成長戦略が無いので、今後の成長機会創出に期待したいね。

アル
アル

アルが評価する成長可能性

どんな会社だと公表されているの?

会社の概況

【有価証券届出書による事業内容】

(前略)当社グループの報告セグメントは、飲食事業、物販事業及び卸売事業であります。現在、飲食事業としては、居酒屋業態の「炭火居酒屋 炎」、焼肉専門業態の「ホルモン一頭買い 牛乃家」、バル業態の「洋食バル 函館五島軒」、 「生ソーセージバル レッカー」、フードコート業態の「ヒンナヒンナキッチン 炎」の5ブランドを直営方式にて店舗展開しております。また、物販事業としては、惣菜販売業態の「美唄焼鳥・惣菜 炎」、お持ち帰りとイートインの 併合業態の「カレーハウス レッツゴーカレー」の2ブランドを直営方式にて店舗展開しております。これらの異なる業態の出店形態により、様々なお客様の嗜好ニーズに応えるとともに、特にコロナ禍にあってもリスクヘッジできる事業ポートフォリオを構築できていることが大きな特徴となっております。卸売事業としては、冷凍加工食品の企画・製造・卸売販売を行っております。商品の特徴としては、大手食品メーカーと共同開発を行い、メーカーの代表的な商品にアレンジを加えたオリジナル商品を販売しております。(以下略)

【財務状況】

引用:株式会社伸和ホールディングス(E38382) 有価証券届出書(新規公開時)
https://disclosure2dl.edinet-fsa.go.jp/searchdocument/pdf/S100UD5W.pdf
決算期2022/32023/32024/3
売上高3,9355,3605,872
経常利益161274209
純資産266411511
総資産3,5683,0332,075
従業員数89102112
(単位:百万円)
アルの視点からはどんな会社なの?

成長性を評価してみた

成長性への納得(プラス点数)

1 地域からの期待あり

  評価+1点

  • 当社は北海道において、外食店舗の「炭火居酒屋 炎」などを41店舗運営し、総菜店舗の及び「美唄焼鳥・惣菜 炎」などを52店舗運営する。飲食関連チェーンとしては中規模で、ドミナント出店を支える自社セントラルキッチンもしっかりしており、体制は整っているようだ。
  • 今回の札幌証券取引所アンビシャスへの市場変更は、地域からの期待もあるのだろう。道民や道内経済界からの応援は、当社のようなステージの企業にとって大きな力となる。

成長性への懸念(マイナス点数)

1 現段階では具体的な成長戦略が無い

  評価▲2点

  • 具体的な成長戦略が無い。北海道にて、粛々と現在のビジネスを継続し、何らかの機会創出を待つということになる。

ABOUT ME
アル
アル
新規事業の構想が大好きです
IPOで株式市場に登場する企業から学びを得ています

職歴:ベンチャーキャピタル、リース会社企画部門、銀行法人融資
資格:応用情報技術者、中小企業診断士、FP1級ほか
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