2024年9月

キッズスター

アル

(最終評価日:2024年9月18日)

2024年9月 東証グロース市場 IPO

会社URL:https://www.kidsstar.co.jp/

とりあえず総評

成長力 C : 年商が数倍になる程度の成長は期待できる!

納得点数懸念点数成長可能性
総合評価
+4点▲2点2点 
(ランクC)
※足元株価は考慮せず、総合評価はA~Eだよ!
  • 上場企業「くふうカンパニー」の傘下の1社が上場する。くふうカンパニーは、クックパッドやカカクコムを上場させた穐田誉輝氏の投資会社だよ。
  • キッズスターの主力サービスである「ごっこランド」は、3歳から10歳向けの「社会体験(ごっこ遊び)」ができるゲームアプリだ。新しいビジネスを開拓したので、競合環境は緩いね。
サピくん
サピくん
  • 大企業にブランディングのためのアプリ出店を提案し、DXマーケティングコンサルと個社別ゲームサイト制作を受託する。受託売上と出店課金から収益を上げるモデルで、よくできている。
  • 大企業向けだから市場規模はそんなに大きくならないけど、確実に成長すると思うよ。ただ、「幼児向け子供向けの刷り込み広告が主目的」と消費者が判断し始めると、大企業が一気に手を引くかもしれないというところに懸念があるね。
アル
アル

アルが評価する成長可能性

アルの視点からはどんな会社なの?

成長性を評価してみた

成長性への納得(プラス点数)

1 新ビジネス創出でブルーオーシャン状態

  評価+3点

  • 当社の主力サービスである「ごっこランド」は、3歳から10歳向けの「社会体験(ごっこ遊び)」ができるゲームアプリである。これまで業種限定の類似サイトは多くあったが広告収入型アプリで、アプリ出店企業を募るのとは別物。新しいビジネスで、国内に目立った競合が1社しかいないというブルーオーシャンになっている。
  • 大企業にブランディングのための出店を提案し、DXマーケティングコンサルと個社別ゲームサイト制作を受託する。受託売上(出店者イニシャルコスト)と出店課金(出店者ランニングコスト)から収益を上げるモデルである。ユーザーは無課金で広告もなくゲームサイトを利用できる。よくできたビジネスモデルだ。

2 くふうカンパニー穐田誉輝氏の才覚で進化する期待

  評価+1点

  • 「食べログ」「カカクコム」「クックパッド」ほか多数の企業を上場させた穐田誉輝氏の率いる上場投資会社「くふうカンパニー」が当社の親会社である。当社がシーズステージの頃に穐田氏が買収し、ビジネスをここまで育ててきた。
  • くふうカンパニーの傘下には複数の上場企業や予備軍が在籍しており、穐田氏の才覚とグループ連携効果で、当社ビジネスの更なる進化が期待できる。

成長性への懸念(マイナス点数)

1 市場規模はそんなに大きくならない

  評価▲1点

  • 出店企業はナショナルブランドといわれる大企業が中心となるため、想定されるマーケット規模は然程大きくない。
  • 当社の業界首位ポジションは揺るがないだろうが、現在のビジネスの延長で、売上高が10倍20倍になるとは考えにくい。

2 幼児向け刷り込み広告事業は、消費者から疑念を持たれるかもしれない

  評価▲1点

  • あくまで私見である。このビジネスは、一見は社会課題解決型ビジネスに見えるが、よく考えられた刷り込み広告である。ゲームアプリを見ると、大企業のロゴが随所に露出したイメージ広告であり、幼少期のころからの刷り込み効果が主目的である。
  • 知育アプリの名目で、実態は幼児向け子供向けのブランディング刷り込み広告事業となると、消費者から疑念が持たれる可能性がある。そうすると出店大企業は、一気に手を引くかもしれない。
どんな会社だと公表されているの?

会社の概況

【有価証券届出書による事業内容】

当社は、子どもの夢中に寄り添い、育て、活性化することで、子どもの成長をサポートしていくことを目的として、「子どもの夢中を育て、応援する」をミッションに掲げており、インターネットメディア事業として、主にファミリー向けデジタルコンテンツの開発及び提供をしています。

【財務内容】 単位:百万円

決算期2022/122023/122024/6
(6ヶ月)

売上高565765403
経常利益10515655
純資産307417450
総資産575772797
従業員数395157

ABOUT ME
アル
アル
新規事業の構想が大好きです
IPOで株式市場に登場する企業から学びを得ています

職歴:ベンチャーキャピタル、リース会社企画部門、銀行法人融資
資格:応用情報技術者、中小企業診断士、FP1級ほか
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